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Go 言語 開発環境構築(Ubuntu 24.04 LTS)


Go 言語(Golang)は Google が開発したシンプルで高速なプログラミング言語です。 コンパイル型で静的型付け、並行処理が得意で、Web サーバー・CLI ツール・インフラツールの開発に広く使われています。
本記事では Ubuntu 24.04 LTS に Go の最新版をインストールし、開発環境を整える手順を解説します。


Ubuntu の apt パッケージは Go のバージョンが古い場合があるため、Go 公式サイトから tarball を取得してインストールします。

# 最新バージョンを確認: https://go.dev/dl/
# 例: Go 1.24 をインストール
wget https://go.dev/dl/go1.24.3.linux-amd64.tar.gz

# /usr/local に展開(既存の Go があれば先に削除)
sudo rm -rf /usr/local/go
sudo tar -C /usr/local -xzf go1.24.3.linux-amd64.tar.gz

# ダウンロードファイルを削除
rm go1.24.3.linux-amd64.tar.gz

~/.bashrc(または ~/.profile)に以下を追加します:

# ~/.bashrc に追記
export PATH=$PATH:/usr/local/go/bin
export GOPATH=$HOME/go
export PATH=$PATH:$GOPATH/bin
# 設定を反映
source ~/.bashrc

# バージョン確認
go version
# go version go1.24.3 linux/amd64

go env
# GOROOT=/usr/local/go   → Go 本体のインストール先
# GOPATH=/home/user/go   → 外部パッケージのインストール先
# GOBIN=                 → go install でビルドしたバイナリの置き場
変数 説明
GOROOT Go 本体のインストールディレクトリ(/usr/local/go)
GOPATH 外部パッケージ・ビルド成果物の保存場所(デフォルト: ~/go)
GOBIN go install したバイナリの出力先(未設定時は $GOPATH/bin)

# プロジェクトディレクトリを作成
mkdir ~/hello && cd ~/hello

# go.mod を初期化
go mod init example.com/hello

# main.go を作成
cat > main.go <<'EOF'
package main

import "fmt"

func main() {
    fmt.Println("Hello, World!")
}
EOF

# 実行(コンパイルせず直接実行)
go run main.go

# バイナリをビルド
go build -o hello .
./hello

# 外部パッケージを追加(例: gin フレームワーク)
go get github.com/gin-gonic/gin

# go.mod / go.sum が更新される
cat go.mod

# 不要な依存を整理
go mod tidy

# 依存パッケージをローカルにキャッシュ
go mod download

Go はクロスコンパイルが非常に簡単です。GOOSGOARCH を指定するだけです。

コマンド 出力バイナリ
go build -o hello . 現在の OS/アーキテクチャ向け
GOOS=linux GOARCH=amd64 go build -o hello-linux . Linux (x86_64)
GOOS=linux GOARCH=arm64 go build -o hello-arm64 . Linux (ARM64 / Raspberry Pi 等)
GOOS=windows GOARCH=amd64 go build -o hello.exe . Windows (x86_64)
GOOS=darwin GOARCH=arm64 go build -o hello-mac . macOS (Apple Silicon)

VS Code に Go 拡張機能(gopls)をインストールすると補完・静的解析・デバッグが使えます。

# VS Code の拡張機能から "Go" (golang.go) をインストール
# VS Code を開いた後、コマンドパレット(Ctrl+Shift+P)から
# "Go: Install/Update Tools" を実行すると gopls 等が自動インストールされる

# hello_test.go
package main

import "testing"

func TestAdd(t *testing.T) {
    result := 1 + 2
    if result != 3 {
        t.Errorf("expected 3, got %d", result)
    }
}
# テスト実行
go test ./...

# カバレッジ付きで実行
go test -cover ./...

Go 言語 Web アプリ入門 — net/http サーバー、JSON REST API、PostgreSQL 接続
Go CLI ツール開発入門 — flag パッケージ、サブコマンド、ファイル操作
Nginx SSL/TLS 設定(Ubuntu 24.04 LTS) — Go アプリのリバースプロキシ設定


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エスロジカルではデジサート・サイバートラストの正規取扱代理店として、 2009年から16年以上、RapidSSL 3,960円/1年(税込)〜でSSL証明書を販売しています。審査サポート・インストール代行も対応しています。

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