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Linux:RedHat系でIPエイリアス

技術ドキュメント目次 -> Linux -> RedHat系でIPエイリアス

本技術ドキュメントは、2002~2004年頃に作成したものが多いです。
内容が古くなっていることもあるかと思いますが、ご了承ください。

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◆ RedHat系LinuxでIPエイリアス

IPエイリアスとは1枚のNIC(ネットワークカード)に対して、
複数のIPアドレスを割り当てることをいいます。
RedHat系LinuxでIPエイリアスを実現するためには次のようにします。

まず、ある Linuxのマシンで、
そのNICに対して 192.168.1.201 というIPを1つだけ割り当てているとします。
その場合、そのマシンの /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0 には次のような記述がされていると思います。

DEVICE=eth0
BOOTPROTO=static
BROADCAST=192.168.1.255
IPADDR=192.168.1.201
NETMASK=255.255.255.0
NETWORK=192.168.1.0
ONBOOT=yes


そして、その eth0 のNICに 192.168.1.202 と 192.168.1.203 という
IPアドレスをエイリアスとして追加するには、
/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0:0 と、
/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0:1 というファイルを、
次のような内容で用意すればOKです。

(/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0:0)

DEVICE=eth0:0
BOOTPROTO=static
BROADCAST=192.168.1.255
IPADDR=192.168.1.202
NETMASK=255.255.255.0
NETWORK=192.168.1.0
ONBOOT=yes

(/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0:1)

DEVICE=eth0:1
BOOTPROTO=static
BROADCAST=192.168.1.255
IPADDR=192.168.1.203
NETMASK=255.255.255.0
NETWORK=192.168.1.0
ONBOOT=yes


上記のファイルを用意した後、rebootしてIPエイリアスを有効にしてください。



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