ページ更新日:2026/04/23
複数のドメインやサブドメインを1枚のSSL証明書でまとめたい場合、SAN(マルチドメイン)証明書 と ワイルドカード証明書 の2つの選択肢があります。
それぞれの仕組み・メリット・デメリットと、どちらを選ぶべきかを解説します。
SAN(Subject Alternative Names)は、1枚のSSL証明書に複数の異なるドメイン名を登録できる仕組みです。
例えば、example.com・example.co.jp・example.net・shop.example.com など、異なるドメインを1枚の証明書に含めることができます。
ワイルドカード証明書はコモンネームを「*.example.com」とすることで、同一ドメイン配下のすべてのサブドメイン(www・mail・shop・api など)を1枚でカバーできる証明書です。
詳しくは ワイルドカード証明書について、そのメリット をご参照ください。
| 比較項目 | SAN(マルチドメイン) | ワイルドカード |
| カバーできる範囲 | 登録した複数のドメイン・FQDNを個別に指定 | 同一ドメイン配下のすべての1段サブドメイン |
| 異なるドメインの対応 | ◯(example.com と example.co.jp など混在可) | ✗(同一ドメイン内のみ) |
| 多段サブドメイン | ◯(個別に登録すれば対応可) | ✗(aaa.bbb.example.com は対象外) |
| EV証明書との組み合わせ | ◯(EV+SANが可能) | ✗(EVではワイルドカード不可) |
| 新しいドメイン追加 | 再発行が必要(ドメインを追加するたびに) | 不要(同一ドメインのサブドメインは自動でカバー) |
| 秘密鍵の共用 | 1枚の証明書・秘密鍵を共有 | 1枚の証明書・秘密鍵を共有 |
| 認証レベル | DV・OV・EVから選択可 | DV・OVのみ(EVは不可) |
| 価格傾向 | ドメイン数に応じて追加費用 | フラット料金(サブドメイン数に関係なし) |
example.com と example.co.jp など、異なるドメインをまとめたいwww.example.com と api.service.example.com など、多段サブドメインを含める必要があるexample.com)の配下でサブドメインを多数運用している、または今後増やす予定がある
まず「保護したいドメインがすべて同じドメイン配下か?」を確認してください。
同じドメイン(example.com)のサブドメインだけであればワイルドカード、異なるドメインを含むならSANが基本の考え方です。
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