ページ更新日:2026/05/01
ECサイト(ネットショップ)では、お客様のクレジットカード情報・氏名・住所・メールアドレスなどの個人情報を取り扱います。
SSL証明書の導入は、これらの情報を暗号化して保護するために不可欠です。
また、証明書の種類(DV・OV・EV)によって運営者の信頼性の示し方が異なるため、ECサイトの規模・用途に応じた選択が重要です。
| 規模・用途 | 推奨タイプ | 理由 | 推奨製品例 |
| 個人出品・フリマ (カートはサードパーティ) |
DV証明書 | 個人情報を自サーバーで直接受けない。暗号化のみ必要 | RapidSSL |
| 小規模ショップ (BASEやShopifyなど) |
DV証明書 | カート・決済はプラットフォーム側が処理。自サーバーは暗号化のみ | QuickSSL Premium |
| 中規模法人EC (自社カートあり) |
OV証明書 | 個人情報を自サーバーで受ける。組織名の証明で信頼性向上 | True BusinessID |
| 大型EC・金融系 (クレジットカード情報も自社処理) |
EV証明書 | 最高水準の信頼性。PCI DSS準拠対応にも有利 | Secure Site EV |
PCI DSS(Payment Card Industry Data Security Standard)は、クレジットカード情報を取り扱うすべての事業者に適用されるセキュリティ基準です。
PCI DSSでは、カード会員データの送受信にTLS 1.2以上の強力な暗号化を義務付けており、SSL証明書の導入はその前提条件となります。
また、自社でカード情報を処理する場合は、DV証明書だけでなく組織認証(OV・EV)を含む総合的なセキュリティ対策が求められます。
PCI DSS準拠の一部をSaaS型決済サービス(Stripeなど)に委託することで、自社の審査範囲を大幅に縮小できます。その場合でも自サイトのHTTPS化は必須です。
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