ページ更新日:2026/05/01
コードサイニング証明書(Code Signing Certificate)は、ソフトウェアやスクリプトにデジタル署名を付与するための証明書です。
ダウンロードしたファイルが「誰が作ったか(発行元の実在性)」「改ざんされていないか(完全性)」をユーザーのOS・ブラウザが自動的に確認できるようになります。
署名のないソフトウェアをユーザーが実行しようとすると、WindowsやmacOSが警告を表示します。
特にWindowsでは「SmartScreen フィルター」が作動し、「発行元不明のアプリ」として強い警告画面が表示されることがあります。
コードサイニング証明書で署名することで、この警告を抑制し、ユーザーへの信頼感を向上させます。
| 項目 | OV(実在認証) | EV(EV認証) |
| 審査内容 | 組織の実在確認・電話確認 | OVよりさらに厳格な組織審査 |
| SmartScreen フィルター | 初期は警告が出る場合あり(評判の蓄積で改善) | 即時に警告なし(SmartScreen信頼度が高い) |
| ドライバー署名 | 一般ドライバーはOVで可 | Windowsカーネルモードドライバーに必須 |
| 価格 | 比較的低コスト | OVより高価 |
| こんな場合に | 一般的なソフトウェア配布、スクリプト署名 | 新リリース・ドライバー・SmartScreen対策を最優先する場合 |
デジサートをはじめ多くの認証局では、OV・EV ともにコードサイニング証明書の秘密鍵をハードウェアデバイスに格納することが必須となっています(CA/Browserフォーラムの要件、2023年6月より施行・現在も継続)。
具体的には以下のいずれかを利用します:
ソフトウェア(ファイル形式)での秘密鍵の保管は禁止されています(2023年6月以降)。
macOSでアプリを配布する場合、AppleのNotarization(公証)プロセスも必要です。
コードサイニング証明書(Apple Developer Program の証明書)でアプリに署名後、Apple のサーバーへアップロードして公証を受けることで、macOS Gatekeeper による警告なしにアプリを実行できます。
デジサートのコードサイニング証明書はWindowsとLinux向けのソフトウェア署名に主に使用され、macOSアプリはApple Developer Programの証明書が別途必要です。
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